関西弁ミニ講座㉟

「ちょう」ってどういう意味?

🌐 言語:English | 繁体字

「ちょう」は、関西でよく使われる「ちょっと」という意味の言葉です。
特に人を呼び止めるときや、少しの時間待ってほしいときによく使われます。

kansai dialect-35 chou

🧭 「ちょう」ってどんなときに使うの?

「ちょう」は、標準語の「ちょっと」に相当する関西弁で、主に時間や動作に関する「少し」を表すときに使われます。
たとえば「ちょっと待って」や「ちょっと来て」などの場面で、「ちょう待って」「ちょうちょう、来てや」などと言い換えられます。
ただし、数量を表す「ちょっと(ご飯をちょっと食べた、など)」には使えません。
「ちょうちょう」と繰り返して使うのも特徴で、相手に軽く呼びかけたいときや急いで伝えたいときにピッタリの言葉です。

Kansai Dialect Conversation-chou

🔍 「ちょっと」と「ちょう」の違いは?

🗾 標準語の言い方

🔸 例文
ちょっと待ってください。(Chotto matte kudasai.)

✅ 補足
「ちょっと」は量・時間・控えめな表現など幅広く使える。

🎯 関西弁の言い方

🔸 例文
ちょう待ってや〜(Chō matte ya~)

➡「時間的な“少し”」を表すときに使う関西弁。

✅ 補足
「ご飯をちょう食べた」とは言わないので注意!

💡 「ちょうちょう、こっち来て〜」のように繰り返すと、より親しみやすいニュアンスに。

💬 よく使う「ちょう」の会話フレーズ例

関西弁
1️⃣ ちょう待ってや〜
 Chō matte ya~
2️⃣ ちょうちょう、こっち来て〜
 Chō chō , kocchi kite~
3️⃣ ちょう話あるねんけど
 Chō hanashi aru nen kedo
共通語

1️⃣ ちょっと待ってよ〜

2️⃣ ねえねえ、ちょっとこっち来て〜

3️⃣ ちょっと話があるんやけど

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